歴代天皇3・安寧天皇

歴代天皇3・安寧天皇

安寧天皇

名はシキツヒコタマデミノミコト。綏靖天皇の皇子,母はイスズヨリヒメノミコト。大和片塩浮穴宮に都し,皇后はヌナソコナカヒメノミコト

生没:前577年~前510年  在位:前549年~前510年

父:綏靖天皇 母:五十鈴依媛命(いすずよりひめのみこと)

兄弟に関する記載は『日本書紀』『古事記』ともにない。

安寧天皇が即位したとされる時代は、大和葛城地方の中心にして大豪族・葛城氏が力を持っており、実際、父の綏靖天皇が葛城氏に縁ある事代主神(ことしろぬしのかみ)の娘・五十鈴依媛命を后に迎えていることからも、そのことが分かる。

安寧天皇陵

安寧天皇陵

安寧天皇は神社伝承も存在せず、その業績は全く分からない。唯一島根県の日御碕神社に安寧天皇13年に勅命を出して祭祀をした記録が残っている。

宮跡

宮跡伝承地は大和高田市・片塩町の石園座多久虫玉神社の地とされている。近くの三倉堂池から弥生時代後期の木棺・埴輪・七鈴鏡などが発掘されており、片塩浮穴宮と関係があると考えられる。

この地は標高60mの線上にあり、当時の大和湖の湖畔付近と考えられる。湖畔付近の宮跡は地方との交流を重視していたためと思われる。綏靖天皇が大陸に派遣した技術者が戻ってきて、その技術者を地方に派遣する事業を安寧天皇が主体的に行っていたと思われる。そのために、当時の大和湖の湖畔付近に宮を作ったと考えられる。

 

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