歴代天皇2・綏靖天皇

歴代天皇2・綏靖天皇

綏靖天皇

記紀によれば、綏靖天皇は神武天皇が三輪の大物主神(おおものぬしのかみ)の娘、媛蹈鞴五十鈴媛命(ひめたたらいすず ひめのみこと)に生ませた第三子である。神武天皇には、日向時代の妻吾平津媛(あひらつひめ)が産んだ男子が二人いて、 その内の一人、手研耳命(たぎしみみのみこと)は東征の供をして大和入りし、神武天皇崩御の後は、義母である媛蹈鞴五 十鈴媛命を娶り後継者としての地位を確保しようとする。そのため異腹の綏靖天皇(神渟名川耳尊)兄弟をも抹殺しようと するが、皇后の助けによりそれを察した天皇は兄の神八井耳命(かんやいみみのみこと)とともに手研耳命を討つのである。 その際兄の神八井耳命は手研耳命にとどめを刺すのを逡巡し、恥じて皇位を弟に譲り、自らは神に使える役目に就く。そし て神八井耳命の息子たちは全国に散って、東北・四国・信濃など各地に子孫を残したという伝承が残っている。神武天皇も 四人兄弟の末皇子で、綏靖天皇も三人兄弟の末皇子である。記紀によれば古代には末子が皇位についている記述が多く、こ れをもって古代には末子相続の思想があったとする説も根強い。

 

綏靖天皇

 

皇統一覧(歴代天皇)に戻る

 

日本最大級のお墓ポータルサイト「いいお墓」

 

天皇カテゴリの最新記事