にんにく+しじみ

にんにく+しじみ

にんにく+しじみで、健康に

 

しじみの力

昔から『しじみは体に良い』と云われています。現代でこそ、数値を科学的に示すことができますが、昔の人々はおそらく食生活から身をもってしじみが体に良いことを理解しておられたのでしょう。【黄疸にはしじみを】といわれるほど効果があるとされています。黄疸とは、血液中の赤血球が破壊され肝機能が落ちた状態。しじみに含まれるアミノ酸、ビタミンB12が肝臓の働きを助け、これを改善されるといわれています。

人のからのタンパク質を構成するアミノ酸は約20種類、そのうち体内では合成されず食物から摂取しなければならないアミノ酸を『必須アミノ酸』と分類しますが、このバランスを示す『タンパク価』がしじみの場合は92、これはしじみが理想的なタンパク質を含んでいることを示しています。このおかげで肝臓の機能を活性化させることができ、貧血や二日酔いなどにも効果を発揮するようです。

貝類には、特有の『甘味』と『旨味』があります。甘味を持つアミノ酸を多く含み、旨味の素となるコハク酸を含んでいるためです。しじみは貝類の中で最も多くコハク酸を含んでいます。美味しいだけでなく、コハク酸にはコレステロールを抑える効果もあります。

可食部100gあたりの成分

下の表は七訂日本食品標準成分表に記載されている生のシジミに含まれる成分の量です。それぞれの栄養成分の働きはその成分をクリックすれば各栄養素のページに移ります。

エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分 飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸 コレステロール 食物繊維
64
kcal
86.0
g
7.5
g
1.4
g
4.5
g
1.2
g
0.24
g
0.33
g
62
(0)
g
ビタミン
レチノール
当量
D E B1 B2 ナイアシン B6 B12 葉酸 パントテン酸 C
33
μg
0.2
μg
1.7
mg
0.02
mg
0.44
mg
1.5
mg
0.10
mg
68.4
μg
26
μg
0.53
mg
2
mg
無機質
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン
73mg 66mg 130mg 12mg 86mg 5.3mg

七訂日本食品標準成分表より

シジミ(蜆/しじみ)に含まれるアミノ酸の量

●しじみ100gあたりに含まれるアミノ酸

下の表は日本食品標準成分表準拠 アミノ酸成分表2010に掲載されている生のシジミに含まれているアミノ酸の一覧です。

アミノ酸(mg/100g中)
イソロイシン 250 チロシン 180 アラニン 440
ロイシン 380 トレオニン 310 アスパラギン酸 500
リジン 400 トリプトファン 75 グルタミン酸 680
メチオニン 150 バリン 300 グリシン 290
シスチン 80 ヒスチジン 120 プロリン 270
フェニルアラニン 230 アルギニン 320 セリン 200
日本食品標準成分表準拠 アミノ酸成分表2010より

にんにくの力

パワー1 体力増強・疲労回復

疲労回復・体力増強には、体にコンスタントにエネルギーを補給する必要があります。そのエネルギー代謝にはビタミンB1が欠かせません。ビタミンB1は玄米、胚芽米、豚肉、うなぎ、きのこ、大豆、そら豆、ナッツなど多様な食材に含まれていますが、水溶性のため、吸収率が低いのです。ところがにんにくのアリシンと結合すると、油に溶ける性質となり、腸から吸収され、体内でエネルギー代謝を助けてくれます。

パワー2 冷えの改善

若い女性に多い冷え症は、薄着や冷房によって実感される体の冷えに加え、体質によるものもあります。冷え症は肩こりや腰痛、生理痛などを招くため、栄養のバランスをとり、体の内側から温めることが大切です。
にんにくを食べると交感神経を刺激して末梢の血管を拡張させるという働きがあります。血液が全身に流れ、手や足の先から首まで温まります。

パワー3 がん予防

禁煙や食生活に注意することはもちろん、ガンにならないように日頃から予防することが大切です。にんにくの摂取量とガンの発生頻度を疫学的に調べると、にんにくをよく食べている韓国や中国東北部などの人は食べていない地域の人に比べ、ガン患者が少ないのです。アメリカ政府が90年代初頭から進めている、ガンに予防効果のある食品を探し、さらに有効な食品を作り出そうという国家プロジェクト「デザイナーフーズ計画」では、にんにくが「ガンになる危険性を少なくする効果がある最も重要な食物」であると証明しています。

パワー4 免疫力アップ

ウイルス感染によるインフルエンザの脅威が毎年報道されますが、不規則な生活や栄養不足の状態では、侵入したウイルスを外に排出できなくなり、インフルエンザにかかりやすくなります。栄養バランスのよい食事を摂ること。さらに、にんにくを継続的に食べることで、にんにくに含まれるスルフィド類がウイルスを食べ(自然免疫)、ウイルスを攻撃する抗体を体内に作らせる(獲得免疫)という二方向から免疫力アップに貢献します。

 

パワー5 美肌効果

肌のハリやなめらかさなど、質感を左右するのは一番外側の表皮です。0.2㎜以下というごく薄い部分が外からの異物や刺激から体を守るとともに、体内から水分が蒸散するのを防いでいるのです。にんにくを食べた後で経験するスベスベ感は、にんにくの成分が血液循環をよくしたためと考えられています。美肌のためには、毎日タンパク質食材を摂り、抗酸化成分を含む緑黄色野菜とともに、にんにくを食べるのがおすすめです。

 

パワー6 アンチエイジング

私たちの体はおよそ60兆もの細胞からなっています。その細胞の一つ一つが体内で生じる活性酸素によりダメージを与えられ、老化の原因となっています。一方、人間の体には抗酸化作用という能力も備わっています。にんにくの成分は、抗酸化ストレスを引き起こす毒性物質を感じ取るセンサーのスイッチをオンにし、抗酸化作用を積極的に働かせ、老化予防にも効果があると考えられています。

 


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