CIAが主導し関与した主な作戦・事件

CIAが主導し関与した主な作戦・事件

CIA秘められた真実 第1回「暗殺工作」

CIA秘められた真実 第2回「冷戦の終えん」

CIA秘められた真実 第3回「テロとの戦い」

CIAが主導し関与した主な作戦・事件

1940年代
時期不明 – ペーパークリップ作戦

1950年代
1953年 – エイジャックス作戦(英語版):イラン・クーデター。シャー復帰。
イギリス秘密情報部と合同で行なったイランのモハンマド・モサッデク政権転覆・パフラヴィー朝復興作戦。2013年、機密指定解除になっていた1970年代の文書に関与が明記されていたことが判明。

1953年

ポダルトン作戦(正力マイクロ波事件)
世界銀行より正力松太郎へ融資をさせ日本に軍事転用可能なマイクロ波通信網を設置しようとした。吉田茂が通信網は電電公社に任せると選択し失敗。

1954年 

PBSUCCESS作戦・グアテマラ・クーデター

1954年 
ユナイテッドフルーツと組んで行われた、グアテマラのハコボ・アルベンス・グスマン政権転覆作戦。グアテマラ内戦に繋がった。

1955年

カシミールプリンセス号爆破事件
1955年 – 日本で保守合同を支援
自由民主党の結成に関与した。1964年まで行われていた事が機密指定解除となった外交文書に記述されている。
時期不明 – MKウルトラ計画
洗脳技術の研究を行った。1950年代初頭から1960年代末まで行われていたとされる。

1960年代
1960年代 – アコースティック・キティー
猫を使った盗聴作戦。専用に生体改造された盗聴用の猫を盗聴先の現場へ送り込むというものであったが、失敗に終わった。
1960年 – U-2撃墜事件
1961年 – ピッグス湾事件
キューバの「反革命傭兵軍」による親米化クーデターを支援し、「反革命傭兵軍」をピッグス湾から上陸させて政権転覆を狙ったものの失敗に終わった。
1961年 – 大韓民国中央情報部(KCIA)の設立に関与
設立後は、育成、監督にも関与することとなる。
1962年 – コールドフィート計画
ソビエト連邦の北極基地での情報収集
1963年 – ゴ・ジン・デイエム政権転覆支援:ベトナム
1963年 – アブドルカリーム・カーシム政権転覆支援
イラクのバアス党への資金提供で関与したとされる。
1963年 – 1964年 – ルイス・ポサダ・カリレスへの支援
カリレスはCIAの工作員であったが、後にクバーナ航空455便爆破事件やフィデル・カストロ暗殺未遂事件など一連のテロ活動に従事することになる。
1965年 – 9月30日事件
インドネシアの反スカルノクーデター関与とスハルトによる共産主義者粛清への支援
ベトナム戦争関連
1964年 – トンキン湾事件
民間不正規戦グループ(CIDG)計画および、特殊部隊の支援
1967年〜1971年 – フェニックス作戦

1970年代

1972年 – ウォーターゲート事件
工作員のジェームズ・W・マッコード・ジュニアが逮捕された。
1973年 – チリ・クーデター
社会主義政権のサルバドール・アジェンデ政権転覆をもくろみ、ピノチェト将軍のクーデターを支援。
1974年 – プロジェクト・ジェニファー
沈没した旧ソ連の629型潜水艦K-129のサルベージ作戦。
1975年 – 労働党ウィットラム首相解任工作:オーストラリア
1977年 – パキスタン陸軍参謀長ジア・ウル・ハク将軍によるクーデター
ズルフィカル・アリ・ブットパキスタン元首相が処刑された他、後のハク将軍事故死にも関与説がある。
1978年 – グラディオ作戦
イタリアでの謀略活動
1978年 – アフガニスタン紛争
この紛争に際してCIAがアフガニスタンに共産政権を打ち立てたアフガニスタン人民民主党に対する抵抗運動を行ったムジャーヒディーンへ武器、資金を援助した結果、紛争は1989年まで続いた。

1980年代

1980年 – チョン・ドハンによる光州事件:韓国
1980年 – カナダの策謀によりアメリカ外交官6人イラン脱出
1986年発覚 – イラン・コントラ事件

1990年代

1994年 – エイムズ・スパイ・スキャンダル
約9年に渡りソ連とソ連崩壊後のロシアのために機密情報を提供していたとしてCIA工作員が逮捕された。
1998年 – スーダンの製薬工場へのミサイル攻撃
実際は製薬工場であった所をVXガスの製造工場であると主張してミサイル攻撃を行わせた。これはエジプト人情報提供者一人のみの情報を信用した結果であった。

2000年代

2002年 – ベネズエラにおける、クーデター未遂、コロンビア人民兵による武装蜂起未遂。
2003年 – イラク戦争
大量破壊兵器の存在を過大に主張して開戦へと導いた。後に大量破壊兵器はまったく存在しなかったとコリン・パウエル国務長官が謝罪する結果となった。

2009年11月5日 イタリアでイスラム教聖職者アブ・オマル(オサマ・ムスタファ・ハッサン・ナスール)師の拉致への関与
協力したSISMIのエージェントを含めた関係者達がイタリア司法当局に訴追され、欠席裁判でミラノの拠点責任者が8年、他に22人の要員が5年の禁固刑となった。
2009年12月30日 – アルカイダへの二重スパイの派遣
CIAが派遣した人物は二重どころか、本来ならあり得ない三重スパイであり、完全に騙されたアフガニスタンのチャップマン前哨基地では自爆テロが発生した。CIA局員7人を含む9人が死亡。
時期不明 – 2001年のアフガニスタン紛争後のアフガニスタンにおいて成立したカルザイ政権内部の情報収集のために高官達へ資金提供

2010年代

2010年 – ウサーマ・ビン・ラーディンの殺害に係る事前調査
この他にも全世界で親米・反共工作(日本に対しても行われていた事は日本への関与で述べられている通り)を行うことによって、親米政権の確立、あるいは反米政権や特定社会集団の破壊に活躍してきた。なお、工作費用の捻出のために現地のみならず、アメリカ国内の黒人集住地域、ヒスパニック集住地域においても麻薬を販売する方式を未だに採用していること、および破壊工作に使用することから麻薬流通にも国際的に一役買っているとの主張もある。

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