西尾幹二

GHQ焚書図書開封 第171回

  占領下、大東亜戦争を戦った日本人の物語を断ち切るかのように、7千冊以上の戦前・戦中の書物がGHQによって没収された。理不尽な”焚書”に遭ったそれらの図書を”開封”し、当時の日本の実相を読み解いていきます。 第171回:南北戦争で自信を得たアメリカの極東進出 出演:西尾幹二

GHQ焚書図書開封 第170回

「GHQ焚書図書開封」は、過去放映分を隔週水曜日に公開していきます。     西尾幹二 占領下、大東亜戦争を戦った日本人の物語を断ち切るかのように、7千冊以上の戦前・戦中の書物がGHQによって没収された。理不尽な”焚書”に遭ったそれらの図書を”開封”し、当時の日本の実相を読み解いていきます。  GHQによる日本での「焚書」 太平洋戦争終結後日本を占領統治したGHQにより、戦争を肯定する内容や、武士道等の本が大量に処分されたが、これを批判的に「焚書」と呼ぶ立場も存在している。ここで言う焚書とは、書物を焼き払う行為を指すのではなく、「没収宣伝用刊行物」に指定することを指し、禁書に近い。西尾幹二はGHQが7,769点の指定リストをつくったと記している。 1946年(昭和21年)、GHQが「宣伝用刊行物の没収」と題するタイプ打ちの覚書を日本政府に送ったことに始まる。書物の没収は全国的に行われたものの、一般家庭や図書館にある書物は没収対象にはせず、書店や出版社から、あるいは政府ルートを通じ、国民に知られないよう秘密裏に行われた。 […]