シルクロードの謎 隊商の民ソグド

シルクロードの謎 隊商の民ソグド

ドキュメンタリー 文明の道「第05集 シルクロードの謎 隊商の民ソグド」

 

 

シルクロード交易を約700年にわたって支配した謎の民族がいました。1000年ほど前に姿を消した隊商の民・ソグドです。彼らは広大な領土も強力な軍隊も持たず、ユーラシア全域にネットワークを張り巡らせました。その足跡はベルギーのノートルダム寺院でも見つかっています。第5集は絹を商材として操り、シルクロードに君臨し経済帝国を築き上げたソグドの交易戦略と豊かな文化に迫ります。
ソグド商人は、シルクロードの天山南北路の西端、パミール高原の西側のソグディアナ地方のオアシス国家を拠点として、東西の貿易にあたっていたイラン系民族のソグド人の商人たち。彼らは運んだ品物は、中国から西へは主として絹、西方から中国へはイランの金銀器やガラス製品などであった。
また漢代には匈奴と漢民族の間の絹馬貿易を中継した。彼らは中継貿易に活躍するだけでなく、中国の洛陽まで来て商業活動を営んでいたことが知られている。その拠点の一つとして繁栄したのがサマルカンドである。ソグド人はソグディアナがトルコ化してトルキスタンといわれるようになってトルコ人と同化していったが、現在でもサマルカンドなどにはソグド人時代の繁栄を示す遺跡、遺物が残されている。さらに唐の都長安には、ソグド人が活動しており、彼らのもたらしたゾロアスター教の寺院も見られた。

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